日常 第17話

麻衣のツッコミ待ち、小野Dカラス、約4分間のサイレント・トランプタワー、体育館裏の落とし穴、高崎先生と桜井先生弟、ゆっこのツッコミ禁止。
スタッフは第5話目以来のコンテ・演出:山田尚子作監堀口悠紀子というけいおんコンビ。
今回はやけに面白かった。笑いのセンスあるなぁ〜っと思ったら山田尚子だったか。
つか、カラスが小野大輔ってどこのAIRだよ!!京アニにおいては小野D=カラスが定着してる感があるな…。はかせはポテトだし。
約4分間のサイレントは、顔芸やら麻衣のボケやらトランプタワーというシチュエーションやらで「よくぞ成立させた」という感じ。音楽の使い方も良かった。
桜井弟は結構ヤンチャな性格みたい。高崎先生と安中の「え〜!!」コンボは鉄板。
「急いで行くぜ!それが、教師ってもんだろ!!」「こっちです!」という流れがベタながらも笑った。集中線ごと移動するところが特にツボに入った。
果たして次回から中之条はどうなってしまうのか。
「ツッコむと、気持ちいいっ!!」話に出てくるネタは、基本的にベッタベタな奴の連発なのだが、真面目に恥ずかしがらずに直球で投げると、やけにシュールにみえる、というのが興味深い。
第1話を観た時にも思ったが、ネタ自体はベタでオチがみえみえでも、演出で突っ走るという方向性は、今の時代に必要なものなのかもしれないなぁ…。
今は基本的な物事の進め方をすると「テンプレ展開」と言われ、ちょっとヒネっても「やってることは○○と同じ」やら「パクり」やらと言われ、奇抜な方向に走ると「カオス」「電波」となってしまうからなぁ。設定は奇抜でもやってることは王道、というのも多いし。
そんな中、「偉大なるマンネリズム」とも言うべき「ベタ=王道路線」が必要……って、これも何年も前から言われていることか。
しかしあのヘブン状態はなんなんだwwwわざわざ色トレスまでして……w
ラストの声優コーナーは中井和哉。言ってることが戦国武将っぽかったので、いつ「パーリー」言い出すかと楽しみ…いや、ひやひやしてたが、言わなかったね。残念。