異国迷路のクロワーゼ 第10話

クロードの親父の思い出と、幻灯機。
日本に居る湯音の姉の姿や、クロードの死んだ親父の影といった「目には見えないがみえるもの」を見せるのに「幻灯機」を使っていたということなのかな。アニメキャラがアニメを創るという自己言及みたいな構造も面白かったけど。
クロードの無口ツンデレっぷりは親父譲りだったのか。「看板」ということに拘りつつも、父と比較されることを嫌がるクロードのアンビバレントな心情表現が印象に残った。
他にも、パリの街にすっかり馴染んでいる湯音や、ギャルリの天敵だったはずのブランシュ家のアリスが街に馴染んでいる様子といった関係性の変化も興味深い。