逆境無頼カイジ 破戒録篇 第25話

EDを犠牲にして、とうとう沼篇の決着!決着!!決着!!!
16話から打ち始めていたので、10話使ってようやく決着というわけか。「仕込み」を入れたらもっとか。アニメ時間だけでも5時間、立ちっぱなしで観ていて応援していた観客の根性はものすごいな!
少し前から姿を見せていなかった坂崎のおっちゃんが救世主となり、一条の「絶対に叶わない夢をみさせる」残酷性を描いてから、沼を攻略したという構成となっていた。ぶっちゃけ、おっちゃんがやったことは盗みだし、一条としても「勝手に客が自滅した」という側面もあるので逆恨みも良いとこだが、それよりも至福の「決着がついた」という面が大きいか。


それにしても、「絶対に諦めなければいつかは勝てる」というのを「パチンコ」という題材で描くのが凄い。前半には周到な準備と奇策があったけど、後半はまさに「物量作戦」で策も糞もあったもんじゃなく、「球が空を飛んで当たり穴に入る」という「奇跡」で決着がついた訳でもなく、ただただ愚直に「使える資源をありったけつぎ込んで、無理矢理押し込む」という「執念」で決着がついた……。
なんというか、色々と「伝説」を作ってきた「カイジ」のアニメだけど、またひとつとんでもない所にまで到着してしまった感がある。
しかし、「沼が哭きだした」ってのはなんだったんだろうね?