BLOOD-C 第3話

相変わらずの日常パートとアクションパートの分割した構成であるが、あからさまに怪しい化学の先生や、車の通らない人口密度が少ない町、消えた人間……というように少しずつ不穏な雰囲気をみせ始めた。
元研究職の先生は、普通に考えて小夜・翼手関係の人だよなぁ。
日常パートではとにかく小夜の天然、ズレっぷりを描くことに注力している感じ。
アクションパートは、きちんと「人の死」を描いていて驚いた。
というか、人が死ぬ場面では、小夜はパン屋の主人を見殺しにしていた様にみえたのだが、どうなのだろうか。
町の人が死んでいるところを見ても全く動揺していなかったし、戦闘時の小夜は「守る」というキャラではなくなっているのだろうか。
巨大な「古きもの」との格闘シーンは凄かった。「電車」という無機物が、触手を出したり動いたりと有機物的な変形をする、というビジュアルは素晴らしい。
「BLOOD」だけに鮮血描写にも力を入れていた。最後の段階では小夜ほとんど真っ赤だったし。
それと、よく「地蔵」が映るカットがあったのだけど、第1話の無茶の所為でなんか笑えてくる……。
そして、予告でのお父様のフラグ叩き折ってやろう宣言に笑った。