異国迷路のクロワーゼ 第8話

風邪のお礼にアリス家に行き、カミーユ回。
当時の女性の社会的地位を日仏の御伽噺を絡めて語るのが興味深かった。いや、実際当時の日本での女性の地位はアリスが思うようなものではないと思うが。まぁ平安時代では女性優位だったのかもしれないが。
こういうジェンダー論的な問題提起が出てくるのがこの作品の魅力といえる。日仏の文化の相違、オリエンタリズム的視点からもこの作品をみることが出来るかもしれない。
若干クロいカミーユもまた魅力的だった。クロードとの過去は次回でも語られるみたいなので気になる。
アリスの語る童話「銀の龍の背に乗って(違う)」は、着眼点といい構成といい普通に童話として出来が良かった。童話の内容に繋がるラストの演出も素晴らしかった。