BLOOD-C 第11話

全部ドッキリでした!な急展開。
ぶっちゃけあたしら雇われてただけなんで〜♪と「真実」を暴露する展開は、予想はしていたけどまさかここまでやるとは、といった感じで驚いた。確かに「町全体が実験場」という予測はしていたが、ここまでのぶっちゃけ大会が披露されるとは。
「メインキャスト」のそれぞれが、独自の成功報酬のために小夜を騙し続けていたようだが、普通に性格破綻している奴が多すぎて吹いた。特にノネノネのウザさ加減は異常!誰か一人くらいはまともな奴が居ると思っていたのだが、全員クズだったとは……。時真も、あのラブコメ展開を演じていたっつーことは、今までの見方が変わるなぁ……。まぁ、BLOOD-Cの”C”はコメディの”C”だから仕方ないか。
「こんな制服ありえないっつーの」というCLAMP服批判と、「日本でも珍しい苗字ばっかり、こんなに集まる訳ないわ」という厨二病的ネーミングセンス批判には笑った。ちょっとメタ的すぎるのでは。
そして、やはりラスボスは文人さんな展開に。まぁナレーションがまんま野島健児であやし過ぎたからなぁ……。
そうなると、唯芳は文人の近くにいて小夜を捕まえた「翼手」ということになるのかな?今までの”BLOOD”シリーズ的に考えると、「翼手」は「小夜の血」で出来るという設定となっているから、実は「お母様」が「小夜」だった、ということになるが。まだ唯芳が翼手と確定したわけじゃないけど、果たしてどうなのだろうか。
次回で最終回なわけだけど、これきちんとまとまるのかなぁ……。ちょうど良いところで「劇場版に続く!」という展開だけは避けて欲しいが……。
作画的には、「小夜に迫る先生」や、「古きものの血を吸っている小夜」といった、やけに官能的な表現が目立っていた。あと、回想シーンで「BLOOD」の時の制服姿の小夜が出てきたが、髪型はCLAMP仕様なのは何故なんだぜ?


そして気になるのは、「古きもの」に襲われないようにするためのアイテムである「鈴」。
「鈴」というのは、ゲームのBLOODでは重要なアイテムとして登場していた。ただのオマージュというか踏襲だと思うが、もしかしたら伏線になっているのかもしれない。