THE IDOLM@STER 第14話

2クール目に入ってOP変更。絵コンテ・演出・作監・原画:錦織敦史。原画に平松禎史飯塚晴子、赤井俊文といった豪華な人材も投入されている。冒頭の1カット1カットの美しさ、その後のBANKを使った演出、アイドル達の関係性が巧く表現されている一連のショット、春香さんのあざといキャストオフからのキャラ総出演のアニメらしい演出……と、今回も凄い完成度。1クール目のOPが「ライブ」をメインテーマにしていたのに対し、今回はライブ以外のお仕事も魅せる方向性になった印象。キャラ総出演の部分も、アイドルによるライブ・ダンスから、キャラがどんどん出てくるアニメらしい演出となっていたところから、このOPの独自性を強く感じる。それでいて、締めの部分にダンスパートもきちんと入れている。出来ておる喃……。ところで、とうとう律子さんがプロデューサーとしてよりもアイドルとして登場しているパートの方が長くなっていたンだけど、復帰するのだろうか?
本編は、売れ始めて上り調子の765プロ961プロの魔の手が……という内容。
前回のライブ終了後、アイドル達も売れ始めてきた模様。まだ「竜宮小町」のようなグループはプロデュースされていないが、それぞれの個性に合った仕事が増えてきている。つか、今までがあまりにもあんまりだっただけの様な気もするが、活躍の場が増えたのは良いことだ。
そんな中、961プロのテラ子安こと黒井社長が圧力をかけて、嫌がらせをしてきた。どうやら高木社長と因縁があった模様。黒井社長の「アイドルを売る為ならどんな手でも使う」って、なんかエロい方面の想像しか出来ないのだが大丈夫かな。枕営業みたいな。というか、独りオセロは寂しすぎるぞ黒井社長。なにそれ楽しいの?それともアレか独り遊び用の詰めオセロをやっているとか。そんなんあるの?
汚い手を使われて落ち込んでいるアイドル達だが、春香の提案による「ファンレター」で元気を取り戻す。ここで「アイドルを支える人達」にスポットを当てる展開となった訳か。
2クール目の始まりから「事務所同士のぶつかり」が描かれた訳だが、女性アイドルと男性アイドルってバトルになるようでいてならないと思うので、正直961プロ関係は出来るだけ少なめにして欲しいなぁと思ったり。いや、なんかジュピターって出てくるだけでムカつくし。……まさかとは思うが、引き抜き展開とかもあるのだろうか。あまりシリアスにならずに、楽しい感じに進んでいくことを期待したい。