機動戦士ガンダムAGE 第3話

コロニー崩壊と、ブルーザー艦長の死。
前回よりも強くなったUEに対し、「パターンを見破って!」とアドバイスするユリンは、初心者ゲームプレイヤーに助言を与えるナビゲーションキャラにしか見えなかった。どんだけ「ゲーム的」なんだこの作品はッ……!
手を握ってもらえるご褒美と、早見沙織ボイスの美少女によるアドバイスさえあれば、どんな敵だって倒せるような気がする。
今回のUEの挙動を見ると、完全に知能を持っているというか、何か「意図」があることは明確だった。やっぱ人が乗ってんじゃないのコレ。せっかく「強い敵」が出てきたのに、敵側のバックグラウンドが全く判らないのでいまいち乗り切れない戦闘となっていた。ここまで敵の情報を隠す意味って一体なんなんだろう?
ブルーザー艦長の特攻は、キャラ描写がきちんと掘り下げられていないから感情移入するほどまでにはいかなかったが、やはり「年配者の意地をみせて格好よく散っていく様」はグッときた。コロニー崩壊描写も、CGを駆使していて迫力があった。SF的にもドラマ的にもアツい展開だったのでは。
ユリンとの別れの際に、リボンを渡していったのは全然ピンとこないのだが、何を思って男にこんなものを渡したのだろうか。女装でもしてろってか。男の娘にでもなれってか。リボンを交換して最終回ってか。どこのなのはだ。今の時代ではまどかか。それとも匂いでも嗅いでろってか。くんかくんか。
ここでユリンとエミリーがヒロインバトルを勃発させるのかと思っていたのだが、潔くユリンが去っていって終了していた。なんだーダブルヒロイン制じゃないのかー。お前たちが俺の翼じゃないのかー。劇場版で遠藤綾を選ぶんじゃないのかー。
ラストで小野Dなウルフが全裸で目覚めて終了。なんか髪の毛っぽい部分が動いたんだけど本当に狼なのか?狼男なのか?男は狼なのか?よくわからんが、次回はウルフとガンダムを取り合うらしい。0083か?