輪るピングドラム 第9話

絵コンテ・演出・作監・一人原画:武内宣之による、陽毬の過去話。
OPに出てたピンク髪のイケメン:眞悧と、EDに出てたダブルHのヒバリと光莉の登場。
ここでOPのキャラを投入&EDの意味の説明か。今回も情報量は多いが、「陽毬の過去」という一点に焦点を絞っているので混乱することは無い。相変わらず情報の出し方が巧い……。
考えてみれば陽毬はずっと病院暮らしだった訳じゃなく学校にも行っていたので、学校の友達が出てくるのも当然か。過去にアイドルを目指していた、すなわち「夢」があったけど、病気によって夢も友情もダメになってしまった、と。
最後に与えられた「林檎」と、「カエル君東京を救う」に込められた伏線も気になる。かつて「カエル君東京を救う」という本を読んだことがあるということは、以前にも謎の図書室に行ったことがある、ということだろうし。ラストに出てきた「約束」も見逃せないポイント。
1話とクロスオーバーしながら説明するという構成も見事。そして車に跳ねられた晶馬は一体どうなってしまうのか。過去の話も現在の話も気になるところが多すぎる!