THE IDOLM@STER 第13話

1クール目の終わりという節目の回で、絵コンテ：錦織敦史・高雄統子、作監：赤井俊文なライヴ回。
765プロ初の大規模ライヴ開催だが、台風の影響で竜宮小町の到着が遅れてしまう。頭ひとつ抜けて人気がある竜宮小町を活躍させてしまうと他のアイドル達の活躍の場が無くなってしまうので、こういう苦境を創りだしたという構成は良いと思う。
はじめは「前座」扱いだった765プロのアイドル達だったが、トラブルの中精一杯頑張り、美希の活躍もあり次第に客達も盛り上がっていく。
想定通りに行かなくても皆でフォローするというチームプレイや、美希を中心としたアイドル一人一人の個性を魅せていく演出、そして最後は皆でオタ芸ありの大人数ダンス！と1クール目の締めくくりにふさわしい豪華な話となっていた。
美希の「疲れがあるも頑張っている」ダンス、動かしまくりの大人数でのライヴシーンは本当に素晴らしかった。ただでさえライヴシーンは動きが多くて大変なのに、これだけの人数を描くなんてまさしく狂気の沙汰やでっ……！！
1クール目を「みんなでライヴ」というかたちで終わらせたから、2クール目は新しいユニットが出てきたりやアイドル個別で売れていく様子とかが描かれていくのだろうか。「事務所のみんなが仲良し」という流れだったから、売上争いとか人気の奪い合いとかドロドロした部分が出なければ良いけど。せっかく「はるちは」や「ゆきまこ」といった百合M@S的な描写も多かった訳だし。
EDは、今までの総集編的な映像となっていた。