輪るピングドラム 第16話

「早くすり潰さないと……」な真砂子回。
「チャイナマネーにやられチャイナ!!」とか、「脱いだら凄い盗撮女に対する生存戦略」とか、基本的にギャグテイストな話。
真砂子が祖父を殺そうとする姿もかなりコメディチックで、やってることは殺人なのにやけに面白く笑えた。すり潰したと思ったらそれは「夢」だった……という展開は、なんとなく「ループ構造」にみえてしまうのだが、これも伏線なんだろうか。ピングドラム的な「運命を操る」能力?それにしては、祖父はフグの毒で死んでしまっているし……。あと、「フグの毒でシビレるだろう?」なオチも、どう接したら良いのかわからない。
単純に面白かったからそれで良いのかもしれないが、伏線っぽいところとしては、「幼少期に真砂子の元へ行っていた冠葉」と「真砂子の父親」だろうか。特に幼少期の冠葉は、服のマークに「白黒のペンギン印」があったし、祖父の胸にある「植物の芽」のマークも気になる。「植物の芽」は「夏芽」の象徴だろうけれど、もしかしたら今後何かあるかも。真砂子の父親は冠葉の所属している「組織」の一員みたいだし……。弟の体を借りて復活した祖父も気になるところ。
「この世界の間違いを正す」だとか、「世界を取り戻す」という言葉も眞悧から出されたが、この路線には真砂子は乗らない模様。冠葉は一体どこに向かっているのだろうか……。
あと、ED曲の「イカれちまったぜー!!」に笑った。確かにこの回は「イカレちまって」いる。どんな選曲センスだw